おはようございます。
クレジットカードでの積立購入額が10万円に引き上げられた影響により、SBI証券のポイント還元率が変更となります。
今回はSBI証券のポイント還元変更内容とネット証券を選ぶのに大切な箇所について紹介したいと思います。
重要:SBI証券のポイント還元変更内容とネット証券選びのポイント
SBI証券のポイント還元変更内容
2024年5月買付分からクレジットカードでの積立できる金額が10万円に上限が上がります。これにより、新NISAのつみたて投資枠(120万円)をすべてクレカ積立で行うことも可能となります。
SBI証券の場合、三井住友カードでクレカ積立を行うとポイントが付与されますが、2024年11月からポイント還元率が変更となります。
変更のポイントは以下、2点になります。
- 年間カード利用額に応じてポイント付与率が変動する
- 最大ポイント付与率が5.0%→3.0%に変更
この変更に対して重要なのは、投資で得られるポイントはあくまでもおまけだという点になります。
ポイント欲しさに年会費がかかるカードに申し込み、年間利用額を500万円以上使うことで得られるポイントが資産形成においてどれほど重要でしょうか。
そんなことよりも自身の支出を見直し、収入を増やすことで投資額を増やすことの方が資産形成において重要です。
SBI証券の場合、年間費無料の三井住友カード(NL)で0.5%のポイントを得るのが良いと思います。
出典:「SBI証券」
ネット証券で重視すべきポイント
ネット証券を選ぶ際にはポイント還元率よりも重視すべき箇所が2つあります。
1.自身が投資したい商品を取り扱っているか
投資初心者が長期・分散・投資を行うなら全世界株式もしくはS&P500に連動する投資信託を購入するのが一番だと思います。
その場合、差になってくるのが信託報酬などの手数料だけになってきます。
より安い信託報酬を長く運用することで複利の効果を最大限活かすことが出来ます。
ネット証券会社を選ぶ場合、自分が購入したい商品をそもそも取り扱っているかどうかまず確認しましょう。
2.サービス(UIUX含む)が使いやすいか
ネット証券を使用する場合、証券口座への入金や銀行口座への出金などが簡単に行えないとストレスになります。
ネット証券の場合、ネット銀行と連動することで上記を解決しているケースが多いです。
SBI証券の場合、住信SBIネット銀行と連動させる「ハイブリッド預金」を使用することで、銀行口座から証券口座への資金移動を自動化することが出来ます。
また、住信SBIネット銀行は自動定額振込機能があるため、手数料無料で証券口座へ一定額を振り込むことも可能です。
長期で投資を続けていく場合、このように投資が続けやすい環境(サービスやUIUX)になっているかどうか確認しましょう。
まとめ
投資においてポイントはあくまでもおまけに過ぎません。
ポイントに目を取られてそれよりも大切なことをおざなりにするのは失敗の第一歩です。
堅実に支出の見直し(家計の見直し)、収入を増やす活動(スキルアップ、転職等)で自分ができることから始めていきましょう。
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