おはようございます。
内閣府令「金融商品取引業等に関する内閣府令」が一部改正され、クレジットカードによる投資信託の積立購入(クレカ積立)の上限額が、月5万円から月10万円に引き上げられました。
それに伴い、SBI証券のクレジットカード決済による投資信託積立額引き上げられました。
今回は、SBI証券でクレカ積立を行う方法を紹介したいと思います。
SBI証券のクレカ積立方法解説
クレカ積立のメリット
- メリット1:クレジットカード決済によるポイント還元
- メリット2:証券口座もしくはSBIハイブリッド預金への入金処理が不要になる
- メリット3:新NISAのつみたて投資枠を満額埋めることができる
メリット1:クレジットカード決済によるポイント還元
SBI証券で投資信託を積立買付し、決済方法を「クレジットカード決済」を選択すると取引に応じてVポイントを取得することができます。
出典:「SBI証券」
注意が必要なのが、最大還元率5%にするには「三井住友カードプラチナプリファード」で決済する必要があります。
三井住友カードプラチナプリファードは年間費が33,000円かかるため、ポイント欲しさにこのカードを申し込むのはおすすめしません。
あくまでもポイントはおまけなので、年間費無料の「三井住友カード(NL)」で0.5%還元を取得するのが良いと思います。
※三井住友カードのポイント還元率
【5.0%貯まるカード】
三井住友カード プラチナプリファード
【2.0%貯まるカード】
三井住友カード プラチナ Visa/Mastercard
三井住友カード プラチナ PA-TYPE Visa/Mastercard
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners(Visa/Mastercard)
【1.0%貯まるカード】
三井住友カード ゴールド Visa/Mastercard
三井住友カード ゴールド PA-TYPE Visa/Mastercard
三井住友カード ゴールド(NL) Visa/Mastercard
三井住友カード プライムゴールドVisa/Mastercard
三井住友カードゴールドVISA(SMBC)
三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC)
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド Visa/Mastercard
三井住友ビジネスゴールドカード for Owners(Visa/Mastercard)
三井住友銀行キャッシュカード一体型カード (ゴールド/プライムゴールド)
【0.5%貯まるカード】
三井住友カード(NL)
メリット2:証券口座もしくはSBIハイブリッド預金への入金処理が不要になる
投資信託を購入する際にクレカ決済以外を選択している場合、証券口座もしくはSBIハイブリッド預金への入金処理が必要になります。
この処理は一度設定してしまえば、都度行う必要はありませんが、クレカ決済にすることで振込無料枠の消費を抑えることができます。
メリット3:新NISAのつみたて投資枠を満額埋めることができる
新NISAのつみたて投資枠の年間上限が120万円のため、毎月10万円クレカ決済で積立購入すればつみたて投資枠を満額埋めることができます。
いままでつみたて投資枠を満額使うには、現金5万円の積立買付設定とクレカ決済5万円の積立買付設定をする必要がありました。
しかし、今回クレカ決済の上限が10万円になったため、積立買付設定を1つに集約することができます。
SBI証券でのクレカ決済の設定方法
SBI証券でクレカ決済の登録方法をご紹介します。
クレジットカード決済を行うには、まずクレジットカードの登録が必要です。
出典:「SBI証券」
「カードを登録する」ボタンを押下後、規約に同意し取引パスワードを入力します。
VpassID、パスワードを入力してカード会員認証を行います。
登録完了です。
出典:「SBI証券」
まとめ
投資環境は昔に比べて日々良くなっていることを実感しています。
クレカ積立でもらえるポイントはあくまでも副次的な要素になるため、ポイントのために投資をするようなことはしないようにしましょう。
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