おはようございます。
来年から始まる新NISAに向けてネット証券会社各社は色々な手数料を値下げしています。
その1つとして、12/1からSBI証券の為替取引が手数料無料となったため、外国株式・債権・ETFを購入する際のおすすめな為替取引について紹介したいと思います。
新NISAに向けてSBI証券でおすすめな為替取引方法を紹介
SBI証券為替手数料無料へ
SBI証券の12/1以前の為替手数料は、1米ドルあたり片道25銭かかっていました。
これが、12/1から「リアルタイム為替取引」において為替手数料が無料になります。
注意点として、米ドル建ての外国株式・債券・ETFについて『円貨決済』を指定して取引する場合は手数料無料化の対象外となります。
外国株式・債券・ETFを購入する際は『外貨決済』を必ず指定しましょう。
また、SBI証券のシステムが為替手数料無料に対応するまでは、購入時に手数料が無料になるのではなく、キャッシュバックにて対応されるため注意が必要となります。
おすすめな為替取引方法
米ドル建ての外国株式・債券・ETFを購入する際に、米ドルを為替手数料無料で用意する方法は2つあります。
- 住信SBIネット銀行の外貨積立→SBI証券の外貨入金
- 住信SBIネット銀行の定額自動振替→SBI証券のリアルタイム為替取引
その中でもおすすめするのが、住信SBIネット銀行の定額自動振替→SBI証券のリアルタイム為替取引を行う方法です。
このやり方をおすすめする理由は2つあります。
1つ目はログインパスワード・取引パスワードの入力数が減らせて為替手数料を無料にすることができます。
SBI証券の外貨入金を行う場合、SBI証券のログインと取引パスワードを入力し、住信SBIネット銀行のログインと取引パスワードの入力が必要になります。SBI証券のリアルタイム為替取引であれば、SBI証券のログインと取引パスワードのみで手間が減らせます。
2つ目は住信SBIネット銀行の外貨積立応援プログラムがいつ終わりになるかわからない点です。
住信SBIネット銀行の外貨積立が手数料無料なのは、上記プログラムがあるからでこのプログラムが終了した際は手数料が発生してしまうからです。
住信SBIネット銀行の定額自動振替
まず、住信SBIネット銀行の普通預金からSBIハイブリット預金に定額自動振替で、毎月決まった金額を振替します。
SBIハイブリット預金は自動スィープサービスにより、証券の買付余力に自動的に反映することができます。
SBI証券のリアルタイム為替取引
SBIハイブリット預金にある円預金をSBI証券のリアルタイム為替取引で米ドルに変えます。この方法で米ドルを購入すれば、最小限の手間で手数料無料で円を米ドルにすることができます。
SBI証券の為替取引は「TOP画面」>「取引」>「為替取引」画面から行うことができます。
まとめ
新NISAに向けて個人投資家の投資環境はどんどんよくなっていくのはいいことだと思います。
しかしながら、投資に回せるお金を準備できないと新NISAなどの税優遇も受けることができません。投資できるように自身の生活を見直して、投資の種銭を生み出せるようにしましょう。
【関連記事のご紹介】
余剰資金がない人は投資をやる前にすべきことがあります。
投資を始める前に出口戦略から考えましょう。
投資の基本は長期・積立・分散投資ですが、多くの人はそれができません。
読者登録いただけると励みになります!