おはようございます。
資産形成の過程で、そのお金を狙って普段の生活の中で様々な誘惑が近づいてくるようになります。
その誘惑の中で、絶対近づいてはいけないものがあります。
今回は自分の資産を守るために、絶対に気をつけるべき3つの商品を紹介したいと思います。
資産形成初心者が絶対気をつけるべき3つの商品
クレジットカードの「リボ払い」
1つ目の商品はクレジットカードのリボルビング払い(リボ払い)です。
リボ払いが危険なのは、
という借金だという点です。
よく分割払いと何が違うのと言われることがあります。
分割払いは例えば3回払いであれば手数料(金利)を支払う回数は3回で終わります。
リボ払いは20万円のものを買ったとして定額1万円払いであれば、20回以上元本+手数料(金利)を払うことになります。
出典:「日本クレジット協会」
資産形成をしたい人が高金利の借金をしていたら、お金なんて貯めることはできないですよね。
「リボ払い」=借金ということを覚えておきましょう。
銀行が提供する「カードローン」
2つ目に紹介するのは銀行が提供する「カードローン」です。
カードローンは消費者金融が提供するパターンと銀行が提供するパターンがあります。
消費者金融の場合、借り手の年収の3分の1までしか貸せない規制がありますが、銀行はこの規制の対象外となっており、より多くの借金を作ることができるようになっています。
また、カードローンはリボ払いと同程度(15%程度)の金利水準の借金であり、ネット申し込みなどで簡単に借りることができるのもタチが悪いです。
消費者金融は何か怖いからネットで申し込めるし有名な銀行が提供しているから安心と思っていたら危険です。
「カードローン」=借金ということを覚えておきましょう。
医療保険および生命保険
3つ目に紹介するのは「民間の医療保険および生命保険」です。
保険のセールスに不安を煽られて加入している人もいると思いますが、そもそも保険の仕組みをきちんと理解すると入る必要性がないことがわかります。
保険は保険加入者の保険料を集めて、不幸な事象が行った方に相互扶助する仕組みです。保険会社はあくまでもそのまとめ役でしかないのですが、その保険会社が保険料の4割強を利益+経費として取っています。
残った6割弱で保証をするため、大した保証内容になっておらず払ったお金に対してのリターンが見劣りしてしまいます。
民間の医療保険や生命保険は6万円弱の給付金を受け取る権利を10万円を払って買うような構造になっています。
医療費の年間自己負担額を見ても、どの年代でも年間9万円を超えることがないため保険ではなく貯金で対応したほうが良いことがわかります。
「医療保険および生命保険」=不要と覚えておきましょう。
保険については、以下記事でもまとめていますので参照ください。
まとめ
資産形成をする上では、自分のお金(資産)を守る術についても勉強が必要となります。
今回紹介した3つの商品に近づかないことで、不要なものにお金を取られることなく資産形成を進めていきましょう。
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