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ギャンブルとの違い、投資を理解する

投資はギャンブルという人は投資と投機を混同している

 

おはようございます。

投資を始めるのに躊躇してしまう人は多いかと思います。その中でも投資はギャンブルだからやらないという方がいます。

今回は、投資と投機の違いと投資の重要性について紹介したいと思います。

 

ギャンブルとの違い、投資を理解する

なぜ投資はギャンブルだと思ってしまうのか

投資は損をすることがあったり、値動きに合わせて売り買いをしているイメージからギャンブルだと思ってしまう人がいます。

 

ギャンブルはパチンコや競馬や宝くじなど複数人からお金を集めて勝者に対してお金が払われるセロサムゲームですが、投資は未来に渡ってこの会社が成長すると思うか、未来に渡ってアメリカ経済が成長すると思うか、未来に渡って世界経済が成長すると思うか等にお金を渡して稼いでもらうことだと思います。

 

成長の途中で値動きがあったり、その会社が潰れてしまう等の一定のリスクがあるためより分散し長期で続けることでその成長を待てる時間を得られます。

また、その株や投資信託ETFが成長した場合、保持している人は等しく利益を享受できるため一部の勝者だけが恩恵を享受するわけではありません。

 

投資と投機の違い

投資は前段で説明した通り、将来の利益を得るために中長期的に出資することだと思います。一方、投機は短期的な相場変動から売買差益を目指すものになります。

デイトレードやFXや仮想通貨などは投機にあたり、短期間で大きな損害を出してしまう可能性が高いためギャンブルに該当すると思います。

 

投資:株式(長期投資)、投資信託(パッシブ)、ETF

投機:株式(デイトレード)、投資信託(アクティブ)、FX、仮想通貨等

 

今の日本に投資が必要な理由

日本の平均給与の推移

日本の平均給与は1989年では452.1万円、1999年では463.6万円、2009年では421.1万年、2018年では433.3万円と段々低くなっています。

 

これは日本で非正規雇用が増えたり、労働生産性が低いままであったり、他国に比べてインフレなどが進まず結果賃金が上昇しないからとなります。

このまま、給与所得だけをあてにしている状況では貧しい状況から抜け出すのは困難となります。

平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)

出典:「厚生労働省

 

日本の銀行金利の推移

日本の銀行の定期預金金利は1990年には年6%ほどでしたが、2022年では年0.003%となり、銀行に預けているだけでは資産が増えません。

 

1990年に1000万円を定期預金で預けていれば、年60万円ほどの利息を得られたが、2022年では1000万円を預けても300円しか利息が得られません。これでは資産を増やせず、給料も横ばいのため物価上昇に追いつけず資産は目減りしていくことになります。

 

定期預金の金利推移

出典:「野村アセットマネジメント

 

まとめ

給料が横ばいの日本において、高額給与をもらっている方は少数派となります。

平均給与の方が将来に渡って資産を形成していくには投資は必須となっていく時代だと思います。

投機には手を出さず、投資を一緒に学んでいきましょう。

 

 

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