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年金の申請手続きに注意

年金の受け取り手続きの注意点

 

年金を受け取るには65歳になってから手続きが必要ですが、その手続を行う際に注意が必要な点があります。

今回は年金の受け取り手続きの注意点を紹介したいと思います。

 

年金の申請手続きに注意

年金請求書をきちんと提出しましょう

年金請求書は年金受給の手続きに必要な書類ですが、その書類が送られてくる時期と提出可能時期にタイムラグがあるため注意が必要となります。

たとえば、6月15日に65歳の誕生日を迎える人の場合、3月中旬に年金請求書が届き、提出できるのは6月14日以降になります。

その期間に紛失したり、出したつもりで忘れていたり、といったことがないよう注意しましょう。

 

年金請求書が送られてくる時期:年金の受給権がある人に対して「受給開始年齢に達する3カ月前」に送られる。

年金請求書の提出可能時期:「受給開始年齢の誕生日の“前日以降”」になると、必要事項を記入した老齢年金請求書と添付書類を年金事務所に提出できるようになる。

 

原則65歳になる誕生日の3カ月前に届くはずの年金請求書ですが、もし、年金請求書が自宅に届かない場合は年金事務所に問い合わせましょう。

 

年金は申請してから受給まで2ヶ月かかることを認識しよう

年金請求書を提出したら翌月からすぐに年金が受給できるわけではありません。

提出書類に不備があれば受給時期は伸びますし、不備がなくても年金決定書と年金証書が届く約2カ月後に年金の支給が開始されます。

 

そのため、65歳になったらすぐに年金がもらえると思っていると最低2ヶ月以上は無収入期間が発生するため注意が必要となります。

また、年金請求書の添付書類は人によって異なるため、申請前までに必要書類を揃えておくと良いと思います。

 

繰下げ受給する方は繰下げ申出書を提出しましょう

年金を65歳以降に繰り下げ受給する人は年金請求書と合わせて繰下げ申出書を提出しましょう。

 

年金は権利が発生してから5年を経過すると時効が成立します国民年金法第102条第1項・厚生年金保険法92条第1項)。※時効になった年金分は原則消滅し請求することができません。

そのため、自分が繰下げ受給するからといって何も手続きをしなくて良いと勘違いをしていると損する可能性があります。

 

まとめ

年金の受け取り手続きは知らないままでいると損をするだけになってしまいます。

きちんと年金の基礎知識を身につけて損をしないようにしましょう。

 

 

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