おはようございます。
投資の基本は長期・分散・積立ですが、これを守っていける人は少数派となります。多くの人が長期・分散・積立で投資ができないのは、投資をやる前準備ができていない可能性があります。
今回は投資をやる前にすべきことについて紹介していきます。
投資をやるには順番がある 借金返済と節約の必要性
投資をやる前にすべきこと
借金返済
大学を卒業して会社に勤め始めた人であれば、奨学金を借りている人も多いと思います。また、毎月のクレジットカードの支払で家計がカツカツだという人も未来の自分に対して借金をしていることになります。
このような人は、まずは借金返済や家計の見直しをしないと投資をするためのお金を算出することが難しいと思います。
生活防衛資金の確保
借金返済や毎月のクレジットカードの支払等で家計がカツカツではなくなったという方は次に生活防衛資金の確保が必要になります。
生活防衛資金は突然の病気や怪我、会社の倒産や失業、災害などにより働けなくなったり収入が減少した際に備えておくためのお金です。
不慮の事態が発生した際にまとまったお金が用意できていないと、投資を始めても解約する可能性が高くなってしまいます。
どの順番で進めるべきなのか、なぜこの順番なのか
順番としては「借金返済・家計見直し」 → 「生活防衛資金の確保」 → 「余剰資金で投資」がよいと思います。
投資の前提は余剰資金でやることが重要になってきます。それは万が一なくなってしまっても大丈夫という気持ちでやらないと長続きしないからです。
投資では日々値動きがあり、タイミングによっては暴落により大きく評価損が発生することもあります。その際に、なけなしのお金で投資をしていてはこれ以上損をすると生活に支障が出てしまうと思い投資を辞めてしまいます。
投資の基本は長期・分散・積立になります。借金があれば返済を優先し、借金返済が終わったら日々の生活で不慮の事態が起こった際に困らないように生活防衛資金を貯めることが重要です。
その後に生まれた余剰資金で投資することで、長期・分散・積立投資を行うことが出来ると思います。
まとめ
投資の前提は余剰資金でやることです。余剰資金でやることでちょっとした値動きや暴落にも耐えて長期で投資することが出来ます。
そのために今回ご紹介した順番でお金の整理、準備をしていきましょう。
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