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生活防衛資金の必要性と目安について

いくら必要生活防衛資金

 

万が一のときの備えて貯めておく生活防衛資金ですが、実際にいくら貯めておけばよいのでしょうか。

生活防衛資金を貯める理由、いくら貯めておけばよいのかその目安を紹介していきます。

 

生活防衛資金の必要性と目安について

生活防衛資金を貯める理由

生活防衛資金は突然の病気や怪我、会社の倒産や失業、災害などにより働けなくなったり収入が減少した際に備えておくためのお金です。

いざという時用に生活防衛資金確保しておくと、どのような良い効果があるのでしょうか。

 

新しいことに挑戦しやすくなる

不慮の事態が発生しても対処できるだけのお金が貯まっていると不安がなくなり、新しいことに挑戦しやすくなると思います。

例えば、今働いている会社が倒産したとしてもすぐに自分の生活が困ることはないため今の会社にしがみつくのではなく新しいことや新しい会社に転職してみようという気持ちになるかもしれません。

また、突然の病気や怪我になって入院したとしても生活防衛資金から治療費が払え、収入が減少したとしても日々の生活費の心配をする必要がなくなります。

 

お金が貯まる体質になっていく

生活防衛資金は10万、20万といった金額ではなくある程度まとまった金額が必要となります。そのお金を貯める過程で、お金が貯まっていく体質に変化していくことが可能になります。

また、生活防衛資金が貯まっていれば、不慮の病気や怪我に対応できるため「医療保険」や「生命保険」などの保険に加入する必要がなくなり、よりお金が貯めやすくなります。

 

生活防衛資金はいくらあればよいのか

では、生活防衛資金はいくらあれば十分なのでしょうか。

私はその人が不慮の事態が発生しても安心できる金額が、その人にとっての生活防衛資金金額になると思います。

具体的な金額としては生活費の半年分、1年分、2年分、3年分を目安にするとよいと思います。

 

総務省統計局の「家計調査年報(2021)」によると、単身世帯の1ヶ月あたりの生活費は155,046円になります。

そのため、半年分の生活防衛資金は155,046円×6ヶ月=930,276円(約93万円)

1年分は155,046円×12ヶ月=1,860,552円(約186万円)

2年分は155,046円×24ヶ月=3,721,104円(約372万円)

3年分は155,046円×36ヶ月=5,581,656円(約558万円)になります。

家族構成や1ヶ月あたりの生活費は人によって異なるため、

上記金額を参考にして自分自身が安心できるものを選択すれば良いと思います。

 

まとめ

生活防衛資金はある程度まとまったお金になるので貯めるのは大変ですが、貯める過程でお金を貯める仕組みづくりや体質づくりが出来、貯めた後は安心して新しいことに挑戦できる精神的なゆとりを得ることが出来ます。

 

 

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