おはようございます。
投資を始めたばかりの場合、毎月の投資額は少額からスタートすることが多いと思います。
また、投資は元手となるお金を持っていないとダメなんじゃないかと思い、投資を始めることに躊躇している人もいるかと思います。
今回は、少額からでも投資を始める意義についてご紹介したいと思います。
投資初心者のための少額投資のメリット
少額投資が意味がないと言われる理由
少額投資では得られる利益が少ない
長期投資をしたとしても、元本が少なければ増える金額も小さくなります。
例えば、毎月5000円を20年間積み立てた場合、年利3%だと元本120万円→164万1,510 円に増えますが、20年後に得られる資産額としては心もとないです。
出典:「マネイロメディア」
元本割れになるリスクがある
長期投資をしたとしても元本が少なければ増える金額は小さいが、元本割れになるリスクは存在します。
投資は元本保証されているものではないため、市場の状況により元本割れになるリスクがあります。そのため、そんなに増えないのに投資をする意味はあるのかと考える人も出てきてしまいます。
少額投資をやる意義
では、少額で投資することには意義はないのでしょうか。
私は少額投資をする期間を以下2つの期間と考え、有効活用したほうがよいと思います。
- 市場の変動になれる期間
- 自分にあった投資スタイルを確立する期間
市場の変動になれる期間
投資はタイミングにより20〜30%ほど値動きすることがあります。
投資の値動きに慣れてなく投資の評価額が1000万円だったものが、いきなり700万円まで減った場合、正気ではいられず投資を辞めてしまう可能性があります。
もしくは、損失を取り返そうとリスクのある投資にお金をつぎ込んでしまう可能性すらあります。
投資金額が10万円だったものが、7万円に減る場合はそこまで精神的なショックは大きくないと思います。
そのため、少額投資を行う期間の中で市場がこれくらい値動きするものなんだという肌感覚を掴むことは重要だと思います。
自分にあった投資スタイルを確立する期間
投資で最初に困るのは何を購入すればいいのかわからない点になります。
国内株式、海外株式、投資信託、国内ETF、海外ETF、REIT、金など選択肢が幅広く存在するため、どの商品を最終的に積み立てるべきかわかりません。
そのため、まずは少額から購入して自分にあったものがどれなのか探す期間とすべきだと思います。
冒頭に説明した通り、少額であれば大きな利益を得ることが出来ないため気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
はじめは誰でも少額から投資をスタートさせています。
少額だから意味がないと考えるのではなく、少額投資の期間で投資について学び将来の自分について考える期間として活用しましょう。
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