日々の貯金が身についてきたら「特に使い道もないし、このままお金を貯めてどうしよう」と思う時があると思います。
ここでは、貯金の目的と目標額の目安について紹介したいと思います。
貯金の目的を明確に設定する
貯金の目的を決めよう
将来の不安などから漠然と貯金を始める人は多いかと思います。そういった人のためにいくつかの貯金の目的について紹介します。
1)老後資金として貯めておきたい
将来の老後が不安のため、老後資金として貯めておきたいというのを目的にしても良いと思います。
2)早期リタイヤしたい
いま、流行りのFIREをして仕事から早期リタイヤしたいと言うのを目的にして良いと思います。
3)生活防衛資金として貯めておきたい
老後よりも近い将来の不安として会社が倒産した、突然の病気や怪我になって入院したなどにより収入が減少したとしても暮らしていけるように生活防衛資金を貯めておくというのを目的としても良いと思います。
貯金の目標額を決めよう
老後資金の場合
厚生労働省の「簡易生命表(令和3年)」によると、2021年の日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳となります。
そのため65歳で定年退職した場合、男性なら約16年、女性なら22年分の生活費が必要となります。
1ヶ月の生活費を15万円と仮定した場合、
15万円×12ヶ月×16年=28,800,000円(約2800万)
15万円×12ヶ月×22年=39,600,000円(約3900万)
となります。
生活費が15万円以上の方は上記金額よりも多い金額が必要となるため、生活費を低い方ほど貯める金額は小さくなります。
早期リタイアの場合
FIREの目安としてリタイア後の生活費の25年分というものがあります。
この計算式には4%ルールという投資を前提にしたものとなっているため貯金だけで成り立つものではありません。
その上で、1ヶ月の生活費を15万円と仮定して目安の金額だけ算出した場合、
15万円×12ヶ月×25年=45,000,000円(4,500万)
となります。
生活費の25年という目安は投資を前提にした考えのため、貯金だけで早期リタイアをしようとした場合は上記金額よりも多い金額が必要となります。
生活防衛資金の場合
生活防衛資金の目安については以下記事にて詳細を記載しています。
こちらの記事を参照ください。
まとめ
最終的なゴールが見えていると自分がなんのために頑張っているか可視化でき、貯金に対してもモチベーションを維持することが出来ます。
漠然と貯金をするのではなく目的を明確にしましょう。
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