おはようございます。
20代・30代でFIREに憧れて投資を始めたという話をよく聞きます。
FIREする理由が、「長期間仕事をし続けるのは嫌だ」もしくは「今の仕事を早くやめたい」ということであれば、改めてFIRE後の人生について考えてみてください。
今回は、FIREするために必要な3つの柱について解説したいと思います。
FIREの成功に必要な3つの条件
定期的な収入がある
FIREの前提は、生活支出<資産収入となっていることです。
しかしながら、今まで毎月入ってくる給料がなくなり、資産を取り崩さないといけない状況は想像以上に精神にきます。
少なくても良いので定期的な収入があると、暴落時に資産を取り崩す金額が少なくなったりしても落ち着いていられます。
そのため、本業とは別の副業を始めて定期的な収入源になるまで育てておく必要があります。
FIREの目標金額に達しただけでなく、本業を退職した際も定期的な収入を得られる副業を確立していない人はまだFIREするのは早いと思います。
社会的なつながりがある
会社組織を抜けると毎日人と合うことや人と話すことがなくなります。
友達と遊ぼうとしても土・日になり、相手には家族があるため会う頻度はそこまで多くありません。
社会的なつながりがなくなり、孤立感を感じたり自分が人の役に立っていないなどと感じてしまう可能性があります。
そのため、会社以外の社会的つながりを退職前に作っておく必要があります。
趣味の仲間や地域のつながりや別の組織に自分から飛び込むことで、FIRE後の生活の質が変わってきます。
FIREしてやりたいことが明確にある
FIREすると、毎日が日曜日になります。
誰からも指示されることなく、いつ起きていつ寝てもよくなります。
その状況が死ぬまで続くため、最初の1年程度は晴れ晴れとして自由を満喫しても、数年経つと暇でボーっとするだけの日々になります。
それがいいんだ。それがやりたいんだという人にとっては良いことですが、多くの人は暇に耐えられません。
そのため、FIREした際にやりたいことを明確にしておく必要があります。
これは世界一周旅行をしたいなどでもよいですが、世界一周も半年や1年あれば出来てしまうため持続性がありません。
自分のライフワークとして継続してやりたいことが何なのか、自分が何をしている時間が一番好きなのか明確にしておかないとFIREした後に地獄が待っています。
まとめ
FIREは目的ではなく手段です。
FIREをして自分はどんな生活を過ごしたいのか、日々何をしたいのかがないとFIREしても幸せにはなれません。
FIREを目指す過程で、どんなFIRE生活をしていきたいか自分で設計しておきましょう。
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