おはようございます。
私は日常的な支払はすべてキャッシュレスで行っていますが、友人とのお金のやり取りで自分が使っている決済サービスの送金機能が使えないとやり取りが面倒になります。
そんな時に使っているのが「ことら送金」になります。
「ことら送金」は送金先の口座番号がわからなくても送金ができ、何回利用しても手数料が無料な便利なサービスです。
今回は、「ことら送金」の活用方法について紹介したいと思います。
お金のやり取りをスムーズに!「ことら送金」の使い方
「ことら送金」の便利なポイント
「ことら送金」の便利なポイントを以下にまとめました。
- 何回でも手数料無料
- 口座番号がわからなくても電話番号もしくはメールアドレスで送金可能
- 送金時にメッセージを添えられる
銀行によっては月に指定した回数までは振込手数料が無料となるケースがあります。
しかしながら、「ことら送金」はこの無料回数を消費せずに何回でも手数料無料で送金することができます。
毎月の振込や送金が無料回数内で収まる人は不要ですが、無料回数を超えそうな月や送金が多い人は活用をおすすめします。
また、「ことら送金」は送金時に128文字までのメッセージを添えられるのも便利です。
例えば、飲み代の支払いであれば、「◯月◯日に立て替えてもらった飲食代になります。ありがとうございます。」などのメッセージを添えることで受取側に何のお金か伝えることができます。
「ことら送金」の注意ポイント
「ことら送金」を利用する際は、以下点に注意しましょう。
- 法人名義の口座には送金できない
- 「ことら送金」に対応していない銀行がある
- 電話番号もしくはメールアドレスで送金するには設定が必要
「ことら送金」はあくまでも個人間の送金サービスのため、法人名義の口座には送金できません。そのため、公共料金の支払などの対企業への支払いには活用できません。
また、「ことら送金」という専用アプリは存在せず、各金融機関に対応して利用するアプリが異なります。このアプリ対応していない金融機関がありますが、2023年11月時点で293まで対応金融機関が増えているので、そこまで気にしなくても良いと思います。
「ことら送金」対応のアプリを使っていても、電話番号もしくはメールアドレスで送金する際には受取人が送金受取口座の設定をしておく必要があります。
この設定設定をしていないと電話番号もしくはメールアドレスで送金することができないので注意が必要となります。
ことら送金の活用例
ここまで説明してきた「ことら送金」ですが、具体的な活用ケースについて紹介したいと思います。
立替精算や割り勘をする際に、相互に使っている決済サービスが異なるケース
例えば、友人とのお金のやり取りに自分はPayPayを使っているけど、相手が楽天ペイを使っているケースでは相互送金できません。
この場合、新たに楽天ペイをインストール・初期設定をし、楽天チャージで残高を作ってから出ないと送金できないのですごく面倒です。
「ことら送金」では決済サービスの残高ではなく、自分の口座残高から直接送金することができるので、上記手間を掛ける必要がありません。
また、仮にPayPay残高で受け取った場合、その残高を出金する際には出金手数料100円がかかってしまうので、「ことら送金」の方がより現金受取に近い形でお金のやり取りができます。
家族への仕送りや家族へのお小遣いのやりとりで利用するケース
2つ目は、親や子どもへの仕送りや夫婦間もしくは子どもへのお小遣いで利用するケースです。
銀行の無料振込回数内で収まる人は不要ですが、子ども2人に仕送りしていたら毎月2回は固定で無料振込回数を使用してしまい何かイレギュラーが発生した月は手数料が発生してしまいます。
そんなことがないように毎月固定の仕送りやお小遣いについては「ことら送金」に切り替えて、銀行の無料振込回数枠を使わないようにすることができます。
自分名義の別銀行口座へ送金するケース
例えば、自分名義の口座を住信SBIネット銀行と三菱UFJ銀行に持っていた場合、それぞれの口座にお金を振り替えるのに無料振込回数を消化しなくて良くなります。
また、銀行によっては3万以上の振込で手数料が変わったり、口座残高によって無料回数が変わりますが、「ことら送金」であれば気にせずに何回でも手数料無料でやり取りすることができます。
まとめ
今回は「ことら送金」について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
日々サービスは進化していますが、その内容をうまくキャッチアップして活用していくのが大切だと思います。
このブログでは資産形成、節約・節税、投資について情報発信をしていますと思いますので、みなさんのお役に立てれば幸いです。
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