おはようございます。
投資をやっている人の多くは、お金を増やしたくて始めていると思います。
ただ、何のためにいくら貯めたいのか明確に考えている人はどのくらいいるでしょうか。
投資の期間、金額、目的に応じて投資の手法は変わってきます。
今回は、投資の目的別の投資手法について紹介したいと思います。
投資の目的を明確にしよう!
短中期に必要なお金は貯金で用意しよう
目的の中にはそもそも投資で対応すべきでないものがあります。
結婚資金(結婚式の平均金額は約300〜400万円)、旅行資金(世界一周旅行にかかる金額は約50〜200万円)、子どもの入園資金等、短中期な期日が決められている状況で必要なお金は投資で用意するのはおすすめしません。
このお金を投資で用意しようとすると、短期的な投資をせざるを得なくなり、半丁博打のような投資に手を出して資金を減らしてしまう可能性があります。
インデックス投資で増やそうとしても数ヶ月〜1年程度の期間では相場が下落相場の可能性もあり、平均リターンも数%に過ぎません。
そのため、短中期で必要なお金は貯金で貯めて行くのが一番良いです。
今を豊かにするために必要なお金は高配当投資で用意しよう
投資の目的が、将来よりも今の生活水準を大切にしたいという方には高配当投資が良いと思います。
高配当投資は高い配当金が得られる株式などに投資し、値上がりよりも配当を狙う投資になります。
新NISAの成長投資枠(1,200万円)をすべて高配当株購入にあてた場合、配当率4%と仮定し、48万円/年(4万円/月)得ることが出来ます。
毎月4万円だと都内に住んでいる人では家賃にも満たない金額ですが、お小遣いが4万円増えると思うと嬉しくないですか。
また、年間48万円と考えると旅行に何回か行ける金額だと思います。
このお金を使って今の自分の生活の豊かさを向上させるのが、高配当投資の魅力だと思います。
1,200万円のリターンが48万円/年しかないのかと考える人は、高配当投資はあっていません。別の投資手法を選ぶようにしましょう。
長期に必要なお金はインデックス投資で用意しよう
投資の目的が老後資金であれば、インデックス投資一択だと思います。
毎月の生活費を元に、何歳から資産を取り崩すのか決めれば必要な金額がわかります。
例えば、初期投資なしで毎月3万円積立投資を平均リターン7%として行った場合、30年間投資することで約3,500万円貯めることが出来ます。
この期間が長いと感じる方は、毎月の投資額を増やすことで投資期間を短くすることができます。
しかしながら、取り崩しの開始年齢が早まれば必要な金額が増えるので、このあたりも自分のライフプランを作らないと正解がわかりません。
老後資金のシミュレーションについては、以下記事を参考にしてください。
まとめ
投資は、みんながやっているからやろうというものではありません。
人それぞれの目的や目標金額があり、投資手法も向き不向きがあります。
自分の中で最終的な目的やどの投資手法があっているかわからない内は、少額投資に抑えておき自身の人生観や幸せについて考えてみましょう。
【関連記事のご紹介】
死ぬ前に自分の人生を振り返るのでは遅いです。後悔しないように自分の幸せを見つめ直してみましょう。
人は期限がないと先送りにします。年代毎にやりたいことを書き出しましょう。
読者登録いただけると励みになります!