おはようございます。
新NISAでは、オルカンもしくはS&P500に連動する投資信託が人気の2強になっています。
オルカンもしくはS&P500に連動する投資信託には分配金が出るものはなく、ファンド内で自動的に再投資し資産を最大化するものです。
このような投資信託は、15〜20年の長期保有が前提となり、将来のための資産を形成するための手法です。
一方、分配金が出る投資信託等は将来ではなく、今使えるお金を得る投資手法です。そのため、分配金が出たら証券口座に留めておくのではなく、生活口座に入れていつでも使える状態にしておいたほうが良いです。
今回は、投資信託の分配金を自動的に生活口座に振り込む方法を紹介します。
SBI証券:分配金を自動振込する方法
投資分配金自動振込サービス
SBI証券には分配金を指定した金融機関口座へ振込する「投資分配金自動振込サービス」があります。
このサービスを利用すれば、分配金を生活口座に自動的に振込することができます。
しかしながら、利用にあたって注意点が3つあります。
- 投資信託を合計で時価100万円以上保有している必要がある。
- 対象となるのが国内籍公募株式投資信託のみ(国内株式・ETF、海外株式・ETFは対象外)。
- 複数分配型投資信託を保有していても振込で指定できるのは1口座のみ
本サービスを申し込むには、投資信託を合計で時価100万円以上保有している必要があります。※申込後に時価が100万以下になっても振込サービスは継続されます。
また、サービスの対象は投資信託で得た分配金のため、株式やETFなどで得た配当金は振込対象外となります。配当金で得たお金は自身で振込が必要となります。
最後に、複数の分配型投資信託を保有していた場合、分配金毎に振込口座を分けたいと思うケースがあります。
このサービスは一律1つの口座に振込を行うため、上記ケースには対応していません。
「投資分配金自動振込サービス」申込み手順
「投資分配金自動振込サービス」の具体的な申込み手順をお伝えします。
1. SBI証券サイトにログインし、口座管理>お客さま情報 設定・変更>お取引関連・口座情報>投信分配金自動振込サービスの「お申し込み」ボタンを押下します。
2.振込先の金融機関を確認し、「確認画面へ」を押下します。
3.取引パスワードを入力し、「申込」を押下します。
4.お申し込み受付完了画面が表示されたら手続完了です。
出典:「SBI証券」
まとめ
私は分配型の投資信託をおすすめしているわけではありません。
分配型の投資信託は信託報酬が比較的高い傾向にあるという注意点があります。
ただ、分配金にしても配当金にしても、今を豊かにするために得たお金をどう使うのかの方が重要です。
毎月1万円でも得た不労所得の活用方法を考えてみましょう。
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